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 トップページ > 抗Aβ抗体薬の投与にかかるweb研修のお知らせ

日本認知症学会・日本老年精神医学会2学会合同
「アルツハイマー病の病態,診断,抗Aβ抗体薬の投与対象患者及び治療に関する研修」
の改訂について

■両学会では上記2学会合同講習会の改訂作業を進めています。改訂後の2学会合同講習会は,抗Aβ抗体薬の最適使用推進ガイドラインに規定された研修となります: レカネマブ最適使用推進ガイドライン(OUG)の(2)①ア(i)医師配置に規定された治療責任医師に受講が求められる研修に相当します。 また,もしドナネマブに同様の規定が適用される場合には,そちらにも対応します。

■改訂後の講習会は,年内を目途にweb研修として開始する予定です。昨年と異なり,改訂後の講習会は,11月21日より開催の第43回日本認知症学会学術集会会場では実施いたしませんのでご了承ください。

■レカネマブ(レケンビ®)のみを投与される場合,9月13日までで終了した(改訂前)2学会合同講習受講の修了,または,年内開始予定の上記,改訂後の2学会合講習受講の修了の,いずれかが必要です。

■もしドナネマブに同様の規定が適用される場合,ドナネマブ(ケサンラ®)を投与するには,この改訂後の講習会受講の修了が必要となります。(改訂前-レカネマブOUGのみ対応の)2学会合同講習受講の修了だけではドナネマブの投与はできない見込みです。

■すでに(改訂前)2学会合同講習会(2023年奈良の認知症学会時開催~以後のweb講習いずれも該当)に参加/受講申込者済の方が,改訂後の合同講習の受講を希望される場合,受講料は1,000円となります。

■(改訂前)2学会合同講習会に参加/受講申込をしていない方が,改訂後の合同講習の受講を希望される場合,受講料は4,000円となります。

■抗Aβ抗体薬OUG対応の学会講習会は常に実施しているわけではございませんので,現在は処方の予定はなくても今後処方する可能性がある先生には,この秋の実施に際して,改訂後の合同講習を受講しておくことを推奨いたします。

■抗Aβ抗体薬投与資格・OUG等に関して,認知症学会・老年精神医学会の事務局は何もお答えできませんので,電話・メール等によるお問い合わせは控えて下さいますようお願い致します。

■改訂前・改訂後とも2学会合同講習会の受講は,日本認知症学会専門医・認定臨床医,および日本老年精神医学会専門医・認定医の更新単位とはなりません。

2024年9月26日
日本認知症学会理事長   岩坪 威
日本老年精神医学会理事長 池田 学


日本認知症学会・日本老年精神医学会合同講習会のweb研修(on-demand方式)について(2回目)

■現在開催中の、下記web講習会は9月13日15:00に参加受付を終了します。また受講可能期間は9月13日17:00までとなっています。

    日本認知症学会・日本老年精神医学会2学会合同
    「アルツハイマー病の病態、診断、抗Aβ抗体薬の投与対象患者及び治療に関する研修」について
    https://medicalprime.jp/e-learning/dmt/

本講習は「最適使用推進ガイドライン、レカネマブ(遺伝子組み換え)令和5年12月 厚生労働省」に規定された「日本認知症学会又は日本老年精神医学会の実施するアルツハイマー病の病態、診断、本剤の投与対象者及び治療に関する研修」です。


■両学会では上記合同講習会の改訂作業を進めています。
改訂後の両学会合同講習会は、年内を目途に完全web研修として開始する予定です。
こちらも、抗Aβ抗体薬の最適使用推進ガイドラインに規定された研修となります。
昨年と異なり、改訂後の両学会合同講習会は、11月21日より開催の第43回日本認知症学会学術集会会場では実施いたしませんのでご了承ください。

※厚生労働省「アルツハイマー病の新しい治療薬について」ページ内、 2)レカネマブ(レケンビ(R)点滴静注)についてから「iii 医師向け」ページを選択しますと下記が参照できます.

  • レケンビ(R)最適使用推進ガイドライン(正式版)
  • アミロイドPETイメージング剤の適正使用ガイドライン改訂第3版
  • CSF血液biomarkerAPOE適正使用指針